
Excelで、列の非表示・再表示のショートカットキーは覚えたんだけど、Ctrl+Shift+0はなぜか無効になっていて、結局手作業でやっちゃうんだよね。
Excelで「Ctrl + Shift + 0」で非表示の列を再表示しようとしても、なぜか反応しないことありませんか?
実はこれ、Excelの不具合ではなく、Windows側の設定(ショートカットの競合)が原因なんです。
この記事では、
🔹 なぜ再表示できないのか
🔹 どうすれば直せるのか
を、わかりやすく解説します!
Ctrl + Shift + 0 が効かない原因
原因はずばり、
Windows側の「入力言語」または「キーボードレイアウト切り替え」ショートカットがExcelのショートカットと競合しているからです。
Windows11では、既定で「Ctrl + Shift + 数字キー」がキーボードレイアウト切り替えに使われています。
つまり、
Excelが「列を再表示したい」と送っても、Windowsが「言語を切り替えろ」と受け取ってしまうんですね。
Windowsのショートカット設定を無効化する方法※Windows11向け
【手順】
Windowsキー + I もしくはスタートメニューから「設定」を開く
「時刻と言語」→「入力」をクリック

「キーボードの詳細設定」をクリック

「入力言語のホットキー」または「言語バーオプション」を選択

「キーの詳細設定」タブを開き、「入力言語を切り替える」や「キーボード レイアウトを切り替える」などを選択
そして「キーシーケンスの変更」をクリック

「割り当てなし」を選んで「OK」

これでWindows側の「Ctrl + Shift + 0」ショートカットが解除され、
Excelで本来の動作(列の再表示)が使えるようになります。

簡単だ!でも「入力言語の切り替え」や「キーボードレイアウトの切り替え」を割り当てなしにして、何か不都合なことはない?
「入力言語の切り替え」や「キーボードレイアウトの切り替え」を“割り当てなし”にしても、普通の日本語入力には支障ありません。
入力言語の切り替えについて
・入力言語の切り替えは、日本語入力(IME)と英語など別の言語を切り替える機能です。
・たとえば、日本語(Microsoft IME)から英語(USキーボード)に切り替える操作です。
・割り当てなしにしても、Alt + Shift や Windows + Space など、他の方法で入力言語は切り替えられるため、通常の入力操作には影響ありません。
キーボードレイアウトの切り替えについて
・ほとんどのユーザーは日本語キーボードしか使わないため、無効化しても問題はありません。
・キーボードレイアウトの切り替えは、同じ言語の中でキー配列を切り替える機能です。
・たとえば、日本語キーボードと英語配列(US配列)のキーボードを使い分ける場合に使用します。

良かった!これでCtrl+Shift+0も使い放題じゃー!!



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